観 察 日 記  April

花残月。去りしあと、優しく香ぐ雨の音。

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2002年4月1日(月)晴れ

・祝・脱稿。だがしかし、後味が悪いらしい(笑)。

 ゆったりと厳かな動作(決してとろいとか言ってはいけない)で職務をこなす、老齢のネロ陛下(ちょっと古めのレーザープリンタ)、お目覚めの挙動もなかなかに重々しい(決してじれったいとか言ってはいけない)方なのだが。
 今日は珍しく素早い身のこなしで、ちょっとびっくり。印刷する枚数が今回に限って普段より格段に多いので、そこで時間食うのが目に見えてて飛尽はそれだけが気掛かりだったのだが……速い。どうしたんですか、陛下。(いつもより速いだけなので、さくさくじゃかじゃか印刷してくれてるわけじゃないが。)
 ポストスクリプトエラー(「こんなもの読めん!」)だとか紙詰まり(「こんなもの吐けん!」)だとか、一切起きずに職務、無事遂行。最近あまりかまってやってないから心を入れ替えたのだろうか。いや、ネロ陛下に限ってそんなことは。……若作り?

・本日の心の叫び。「しまった、エイプリルフール逃した!!」


2002年4月2日(火)夏日

 今日がヴィクトリ初回放映記念日だなんて、言ってみたところで周りにわかりそうな人はいない、らしい。

 今日は、校正とルビ振りと印刷と切り貼りと面付けと縮小コピーと修正液の猛威の嵐。お仕事目一杯。
 今日は、六月下旬の陽気。
 今日は、死人の日。<四/二
 人海戦術で立ち向かえば手っ取り早く終わるものを、今日は、参加者四名。

 四名、か。天竺くらいまでは行けるだろうか。


・本日の読了。J・R・R・トールキン 1992 『二つの塔 下』指輪物語7 瀬田貞二・田中明子訳 評論社


2002年4月3日(水)晴れても風

 世はパト3の中、飛尽は何度か見損ねていたパト2を観せていただく。原作とは絵柄がかなり違いリアル系。エンディングテロップの中でカトキさん発見! (GWで敵機その他、EWで主人公機を担当されてる方。/パト2では兵器担当とのこと)
 オープニングの曲を「あ、懐かしい(笑)」と感じてしまうのは出身校のせいらしいが、何とも。なんだか、やーけに暗く意味深くシリアスな展開で、陽気なパトを期待してたりすると多分面喰らう。飛尽はシリアス好きなので問題無し。独白めいた長い台詞は理解するのに時間がかかりそうだが。あと、物語のキーポイント(?)となる某物体に早くも目を付けてた辺り、今日の飛尽は冴えてるかもしれない(今日だけ)。
 別の話だが「¥1,050」。消費税3%時代に作られた話なのに……これって先見の目があったせいか?(笑)


2002年4月4日(木)風

 さくさくと紙折り。2、3年前――大量のくるみ中質紙に立ち向かった頃の記憶がまだ鮮やかだから、今日の作業はあっと言う間に折り終わってしまって、なんだかあっけない。試しに計算してみたら、くるみ中質紙を折ってた頃と比べて、枚数およそ4分の1弱。頁数も部数も格段に少ないからそうなる。それとも、あの頃は月刊ペースで折ってたから、大量に感じたのかな?
 実家から直で駆け付けたとかいう副部長ドクターに、「明日は絶対行きます!」という意気込みメールが部長いたまえから入ったが、「明日の作業は無くなりました」と返信する物悲しさ。作業中、あまりに黙々と行われていたのに見兼ねたのか、途中からBGMがかかり出したが、掛けた本人以外知らないものが多く。

ドクター「知らないのか……ジェネレーションギャップを感じるね」
 平部員「いや、同い年だろ」

 とかいう会話があったとかなかったとか。飛尽はむしろカルチャーショックギャップを感じたらしい。
 その後40分くらい大貧民をやって解散。革命万歳。革命返し無念。


・本日の読了。浅田次郎 1997 『珍妃の井戸』 講談社


2002年4月5日(金)晴れ

 予定では今日まで長引くはずだった作業が、昨日あっさり終ったので、飛尽は今日は一日のんびり。
 休みはもうすぐ終りだが、宿題に終われてないというのは、なかなか好いらしい(笑)。
 先日のパト2鑑賞→カトキさん発見→GW敵機担当の方→ふらふらと波乗り→再加熱。
 という、回りくどい影響力のおかげで、何故だか不意にエアリーズ。隊長のほうがおまけ。
 4月だし、エアリーズ(Aries/牡羊座)という名からすれば、それほど季節外れでもないだろうとか何とか。
 見本が無いと描けないらしく、線画のために資料探しながらふっと飛尽の思ったのは。
 空挺仕様MSってことは、エア(air)とエア(Ar)ってかけてるのかな、と。
 キャンサー(Cancer/蟹座に由来)もパイシーズ(Pisces/魚座に由来)も水中仕様だったりするしな。


・本日の読了。ローズマリ・サトクリフ 2002 『辺境のオオカミ』 猪熊葉子訳 岩波書店


2002年4月6日(土)晴れ

 メテオ前夜。
 あれから7年も経つのか。

 現実世界と同じ刻みで年を数えていくのだとすれば、彼らは既に22歳。
 とか考えてしまうと、やーけに格好良い5人組が想像できてしまうのでいけない。
 人間らしいヒイロ・ユイだとか。
 背は伸びてないけど顔立ちが大人びてきたデュオ・マックスウェルだとか。
 逆にますます長身になったトロワ・バートンだとか。
 当主という立場が板についてより優しさの増したカトル・ウィナーだとか。
 自制が効くようになって冷静な張五飛だとか。
 (中略)とかとかとか。

 ……閣下だけは相も変わらず、年を取るのを忘れて眠り続けるのだろうけれど。


・本日の読了。C.W.ニコル 1993 『WHISKY C.W.ニコルのスコットランド紀行』 森 洋子訳 徳間書店


2002年4月7日(日)雨後曇りて晴れ

 俺がweb世界に初めて姿を現してから、今日でちょうど4年だったりする。
 それは飛尽のサイトの名前が「砕月宮」になってから、ちょうど4年だ、ってのと同じ意味になるが。
 うあー5年目にしてやっと踏むか、伏線!
 何の伏線かというと、それは今日更新の絵(トップ画の元絵)の解説とか見たほうが早い……気がする。

 明日からプレ授業(=まだ授業じゃない、と読め)だったりするので、休み残り少なくなった飛尽は今日も大慌て。
 ……の、はずが、明日は明後日の準備をしなきゃいけないのに、その準備の為に必要なものを今日の夕方になってから作り出したりしてて忙しそう(回りくどいな)。

 例えて言うならば。
「ふははははははッ! あと1機ィィイ! 」by ヒイロ・ユイ@1話。

 今日も程よくへたれてる、と訳すのが末吉。


2002年4月8日(月)晴れ

・ガイダンスでの教授陣のユーモアっぷりに会場は爆笑の渦。<しかも連携プレイまで有り
・今日来た新入生が入れば1〜4年に同い年4人が揃う(うち3人は悪友同士)。<人間関係がややこしく……
・出席率高いなかでの製本作業はあっというまに終る。漆黒ほっちー様はやや御機嫌ななめだったようだが。
・元級友に会う。<S都界の人

 大概どこのサークル・団体も「名簿」というものを作るものだが、飛尽の所属する文藝部ではそれに妙な付加価値がくっついたり、する。名前とか学籍番号とか住所とか時間割とか、あと物書きサークルなので執筆傾向なんてのがレギュラー項目としてある。前回は遊び心が随所に見られ、増えてた項目として例えば「生きざま」。部員は、これにかなり苦戦してたと見られ、名簿なのになかなか笑えるものが。
 で、今日は今回の増やす項目について、ちょっと話題に。

「尊敬する人、とか」
「それじゃあ中高の面接みたいで真面目な答えになっちゃうからなー」
「嫌いな人とか?」
嫌われてる人とか
「え、書いちゃっていいの? 正直に書くよ、俺は」

 自称嫌われものの某部員が可哀想だ、というわけでそれは却下。

「もしも百万円あったら、なんていうオーソドックスなやつはやだね」
もしも百万円落としたら
「へこむ! それすっげえへこむ」

 へこむへこむ、と連呼しながら、あたかもまるで本当に落としたかのようにその方が非常にへこんでいらしたのが印象的。


2002年4月9日(火)雲ら集い雨と成す

・お嬢さんの誕生日。
・陣取り合戦一番乗り。
・延長願い。
・パの自販機。(……以上、ここまで無駄に脚韻。)

 新入生向け歓迎イベント。という名のプチお祭り。名目上「歓迎」「勧誘」なので金銭が絡まない分、どこの団体ものんびり。我らが文藝部(うー。つい大〜と言いかけるのは癖が抜けてないからだろうか!>関各殿)も多少の部員確保のために、すぐ前の通路を通りすがる、文章を書きそうな新入生をターゲットに絞り声をかけたりする。今日は助っ人(?)として、接待は得意分野らしいので、先輩の御悪友(でも今年新入生)も途中から途中まで受け付けの手伝いをしてくださる。ターゲットと、もう一人の受け付けの人(部員)が話しているのを横で見ながら、何か言いたげな御悪友。ターゲットが部誌を貰い満足気に去っていった直後の会話。

御悪友「ていうか俺、どこまで言っちゃっていいのかわかんないんだけど。俺の想像してる『文藝部』ての全面に出しちゃっていいの? つうか今、横からすっげえ言いたかったんだけど」

先輩「いいよいいよ、何でも。そこでプロポーズしてもいいよ

 それはナンパの間違いじゃないですか先輩。


2002年4月10日(水)曇り

・ロード・オブ・ザ・リング(字幕版)観てきたもよう。
 ていうか日本語表記だと「リング」なのか。単数形なのか(いや、複数形にすると音の響き悪いのは確かだが)。
 小説のほうの邦題の『指輪物語』の「指輪」は、「リング(THE RINGS)」じゃなくて「ロード(THE LORD)」部分を指すと信じて疑わない飛尽は、なので、ちょびっと寂しいらしい。<せっかくの伏線が! とも言う
 伏線と言えば、ゴクリ。映画では「ゴラム」という名前なので、これも、ちょっと、寂しい。彼にまつわるエピソードのうち、時間軸のなかで言えばもっとも早い部分で大いなる伏線があると思われたのだが、映画ではあっさり省略されてて、これも、ちょっと、寂しい。水のなかのあれを拾い上げたのが彼の親友で、彼がそれを殺してまで奪った、というのは大事な伏線だと思うのだが。だからこそ、彼に危害を加えずにいるビルボ爺さんの、しいてはホビット族という種族の意志の強さみたいなのがうかがい知れるというもの。
 しかし「エルフ語そのまま発音」は凄かった。エルフ語の台詞の間は英語と日本語両方の字幕が出る。もちろん音は全然聞き取れなかったが、こんな音なのかー、としばし感動。なんていうか、初っ端からエルフ語だったので、きっと米人も驚いたに違いない。


2002年4月11日(木)晴れかも

・授業初日。
 1限なのに定員めいっぱいという希有な授業に出てみたり。飛尽はとりあえず履修が受理されて一安心。
 昼休み、期待していた脈ありそうな新入生が来なかったりして銷沈。
 夕方は何の因果か、顔も知らぬかなり年上の先輩とメール合戦。
 業務連絡・これ見ていらっしゃるかもしれない卒業された先輩方へ。はむ象は、俺と文藝に移転。


2002年4月12日(金)晴れ

 通常、授業の第一回めは「ガイダンス」という名の履修受け付け時間と化すことが多いので、受講する学生のほうも半ばそんな展開を期待していたり、する。つまり早ければ通常1時間半のところ30分足らずで終るので、残りの1時間余りを自由な時間として使えることになる。友人と過ごすもよし、図書館で居眠りするもよし、サークルの新入生確保に遁走するもよし。
 そんなわけで、例に洩れず飛尽も半ばその自由な残り時間を期待しつつ、授業に臨む。……教授が話し終える頃にはきっかり授業終了時間、とはこれいかに。
 いや、そんなことよりも、行く授業行く授業どれも満席に近い状態で、そっちのほうが新鮮。いつも(=毎年)こんな感じなのかと思いきや、教授のほうでも「去年の倍もいる。皆さん、本当にこの授業でいいんですか?」「予想以上に人が多くてびっくりしています」「例年もっと少ないんですけどね。こんなに来ていただいてると、履修票だけ出してさようならは申し訳ないので何か話さなくてはという気になりますね」とか仰りながら授業が始まってみたり。


2002年4月13日(土)晴れ

 エンチャンタラーよビバ!(某教育の真似)。<不意に過去の日記から掘り起こす<意味も無ければ脈絡も無い

 先日飛尽がロード・オブ・ザ・リング(いつまで経ってもこの題名慣れない……嗚呼、複数形よアデュー!)を観にいったとき、映画館でちっこいパンフをくれたらしい。パンフというか、リーフレット(折り畳まれてる案内紙)。A6判くらいので、びろびろ〜んと伸ばして読むもよし、順々にめくっていって裏表読むもよし。『ロード・オブ・ザ・リング Official Guide Book』とか何とか書いてあったので、興味本意で読み流していた飛尽、ふと目を止める。(以下、ネタバレ注意なので反転して御覧あれ。<映画見てるか、小説上1巻読んでれば大丈夫)

 火に投げ込むと、そこには「ルーン文字」と言われる文字が浮び上がる…。

 いや待てよオフィシャルガイド! あれをルーンと呼ぶのか、あの丸みを帯びた突き刺さるような文字の並びを!? ルーンはもっと直線的で、言うなればアルファベットの大文字めいた形をしてるんだぞ! っていうか、ルーン文字ならもっと誰だって読めるじゃないか、あれがモルドールの言葉だからフロドも読めなかったんじゃないかー。以上叫び終り。なんていうか、そもそもの前提を覆してくれたそのリーフレットに完敗(幻滅、と言い換えても可)。


2002年4月14日(日)晴れ

 雅楽を見にゆく。音色とか綺麗だった。衣装も。間近で見たのは初めてかもしれないので、飛尽はそれなりに楽しかったもよう。ていうか初東御苑。まだほんのりと桜が残ってたりして、まだ4月なんだよなーとか思わせてくれる。思ったよりも人が多くて、そこはかとなく立ち見状態だったのは御愛嬌。<席は確保できたが座ってしまうと見えないので立つしか。

・メモ。春来たり。ネットワーク復活よビバ!(ほんとに。)


2002年4月15日(月)晴れ

 話は面白いがとにかく速い、板書もしてくださるがほぼメモ書きに近い、そんな噂を小耳に挟みつつ、受けた授業。
 今年からはレジュメを作ってくださるらしく、ノートもより取りやすくなって良いかもしれない、とか思いつつ。
 しかし噂のマシンガントークは相も変わらず健在。
 去年の予想外のテストで単位落としたとかいう友人の「ていうかノート全部持ってるんだけど」発言に安堵もしつつ(まめにノートとってた友人のコピーらしい)、不可避の休講と不可避の休日により次回は一ヶ月以上後とかいうあとでしわ寄せきそうな進度にも不安を抱きつつ。


2002年4月16日(火)風

 雨が降るとか降らないとか(一時ざざっと降ったらしい)、やけに風が強いから体感温度それほど高くないだとか。
 もろもろの情報が飛び交っているようで、行き交う人々の服装も一概に冬服/春服と言い切れない。
 そんな今日、先輩方(男性陣)の会話。

Mさん「俺、こんなに来てるから暑いよ」<3〜4枚着込んでいらした御様子
Kさん「そんな着てんの、暑そうだな。俺なんかこれ一枚」
Sさん「寒くないの?」
Kさん「脂肪の分で服1枚分だから寒く無い、脂肪はいいぞ、皆太れ」

 とか言いつつ、Kさんそれほど太っている方ではないのだが。
 一方では、飛尽は友人と、緑色→枯葉色→モスグリーン→「モス」って何?→「蛾」じゃないの?→じゃあモスラは「蛾等(モスら)」って意味なのか。複数形だったのか。という妙な展開になって笑い転げてたり。


2002年4月17日(水)更に勢いを増す風

 どういう流れだったか、『人間失格』という書名が一瞬話題に登った、直後。「人間錯覚」という単語が出る。元ネタ出しは三つ上の輩。キャッチフレーズとしては「あー俺、人間じゃなかったんだ……(棒読み)」。
 ちなみにシュミレーション。
 「彼」(とても小さい/むしろ本物の人間から見ると単なる蚊)が教室に入ってゆく。席に座(ると黒板が見えないので机に止ま)る。何故か隣人から叩はたかれたりする。「このっこのっ!」やけにでかい手を逃れつつ、彼は授業を必死に受ける。出席をとる授業だったが、名前を呼ばれずにちょっと落ち込む。履修表を出しそびれたりする。やがてやってきた試験の日、彼はそこに居る。必死に席を確保するも、問題・答案用紙とも回ってこない。ちょっと不安。しかも試験官にも追い払われそうになる。殺生な! それから休みをはさんで、成績表交付の日。彼の成績表は、無い。そして気付く。

蚊「あー俺、人間じゃなかったんだ……(棒読み)」

 そんなことつぶやくから、蚊なんか嫌いだ!


・本日の読了。J・R・R・トールキン 1992 『王の帰還 上』指輪物語8 瀬田貞二・田中明子訳 評論社


2002年4月18日(木)晴れ

 にらカードの原理で解読するとわかりやすいみかかさん工事。

 学校滞在最短時間35分の記録を打ち立てる。もっとも、一昨年に某海辺の学校にて最短15分を打ち立てたこともあるので今更。ていうか打ち立てるなそんなもん。ちなみに最長記録は13時間。半日以上、とはこれいかに。

 アナログ画を一気に2枚。しかして御披露目できるのは、かーなり先のことになりそうだ(少なくともうち1枚は本来の用途に使われるまでに2ヶ月以上はかかりそうだ)。


2002年4月19日(金)やや肌寒

 授業で参考図書を目一杯挙げてもらって、何やら幸せそうな飛尽。本に埋うずもれてた某お仕事(委員会のお仕事とも言う)は7年以上前に引退したにしろ、図書館とか図書室とかって空間は好きらしい。<魔の空間とも呼ぶ(時間を忘れがち)
 好きなのはかまわないと思いつつも、借りるだけ借りて幸せにひたりつつ中々返さない、ってのも考えもの。早く返せよ飛尽。

 黄金の林檎、毒林檎。
 もっとも美しい女神へ、これを一口(bite)かじれば願いが叶うよ。
 一番美しい娘を与えましょう、ええ、私願うの(I wish,wish.)。

 ときにパリス少年と仏首都との関連性って何?


2002年4月20日(土)晴れ

 ようやく復活。御迷惑をおかけしました。ちなみに閉鎖とかしてません(汗)。
 メールだけは一応正常に動いていたが、飛尽はここ二三日、(1)自分サーバ以外のwebページを閲覧できなかったり、(2)自分サーバのwebページでNot found表示出ちゃってたり、(3)サーバに繋がらないので更新もできなかったり、(4)それらが交互に来るので出たり消えたり、いろいろあったもよう。ところで宙の様子がおかしいのはinf0seek側の不調か?

 アトラス、双肩に大地を担ぎし男神。
 件の園の林檎をとってきてくれと、もしくはとってきたいから代わってくれと、言った相手は誰だったか。


2002年4月21日(日)じとじとと雨

 雨降りは良い、と飛尽は言う。ネタ出しに好都合らしい、とはその素振りから俺にもわかる。
 だからなのか何なのか「真面目な文章も書いてないと書けなくなるから」とか何とか言いながら、出来たのが読書録。
 基本的に真面目口調でゆくらしく、本人のメモ程度の主観的な内容と感想。
 というよりむしろ、水潜入し……違う、推薦入試的戦略、とも言う。
(しかしたった今、とても良いタイミングで水陣営への登録申請が受理されました連絡が来たりした。>K人殿)

 推薦入試……ぶっちゃけて言うなら「一度書いとけば、も一回書くのは楽だからいろんな内容でざかざか作文溜めせよ」てなやつ。
 しかして飛尽は推薦入試で受かった経験を持たないので、あまり有り難みはないかもしれない。


・本日の読了。水野 良、冴木 忍、花田一三六、前田珠子、深沢美潮 1996 『魔法の王国』 角川書店


2002年4月22日(月)

 愛語の授業にて、飛尽は昨年のときも何度か聴いたキジバトの聞きなしの全容を始めて知る。去年は1行、多くても2行しか聴かなかったのだが、どうやら全部で4行あるらしい。絶句? とか思ってもそれは国が違う。受講生の中には「キジバトって何」とか言う方もいて、先生が構内でよく見かけるハトだと教える。駅とかによくいる灰色のはドバトで、ちょっと茶色がかったのがキジバト。キジみたいな色だから。

 母語話者の吹き込んだテープを聞かせつつ、先生の仰るには。

「聞きなしが聞こえてきましたか」(催眠術発動)
(心無しか顔が楽しそう)

これでキジバトの声がする限り、永遠に愛語の勉強が出来ます

 どっとはらい。


・本日の読了。田中芳樹、水野 良、花田一三六、七尾あきら、冲方 丁 1997 『運命の覇者』 角川書店


2002年4月23日(火)

 所属サークルの新歓で、お好み焼きを食べにゆく。席が三つに別れてしまい、現役幹部席、平部員席、年寄り旧幹部席、という配置。偶然の不一致(違)。飛尽は平部員席にて、同学年の新入生の人達と談笑。しかし主に笑ったネタといえば、隣の幹部席から聞こえてきた会話。隣では「もんじゃ」を頼んだ先輩(部長)が、作る傍らでギャラリーからちゃちゃを入れられているところ。

別の先輩「俺は昔、もんじゃの貴公子と呼ばれていたんだ

 もんじゃの貴公子(略してもんじゃ先輩)は、あれこれと作り方を指南。しかしその後、部長の手さばきを褒めちぎり始め、遂に譲位宣言を出す。

もんじゃ先輩「もんじゃの貴公子譲るよ、俺、今度からお好み焼きの貴公子」

 いやそれは譲位とは違うのでは。


2002年4月24日(水)

 手を伸ばし過ぎなんだと悟った。あれから10年、か。もうそんなに経つのか。


2002年4月25日(木)

 初っ端から水面下。
 何がいけなかったのか、飛尽本体まで水面下に潜ってしまった最初の日。旅行以外で観察日記ストップしてたのは久々を通り越して初めてじゃないか。くそう、俺は頑張ってるのに。
 ところで「々」は、長細い「く」とか「ゝ」とかと同じ種類の符号であって、厳密には漢字ではない。これって一般的見解じゃないんだろうか。「踊り字」という名前のついた、くり返しの記号なんだけどな。


2002年4月26日(金)

 火曜日とは別のサークルの新歓コンパ。比較的よく食べる先輩が途中離脱なさったため、食料が余る。でも残すのは心苦しいので皆でせっせと食べる。それでも余ってしまって、ついには先着手羽先三つで豪華賞品まで出る始末。その内訳は、スパゲッティ割り引き券・生協100円券(30日まで)・ポイントカード(自力で溜めて使用のこと)・2日乗り放題券(期限切れ)・お年玉袋(袋だけ)。一見使えそうな生協の100円券も、黄金週間の狭間に出向かなければならないという条件付きなのであまり嬉しくない、とか言う。ちなみに見事テバ3つ平らげて賞品を獲得したのは、副部長のD氏。賞品提供者でもある。


・本日の読了。J・R・R・トールキン 1992 『王の帰還 下』指輪物語9 瀬田貞二・田中明子訳 評論社


2002年4月27日(土)

 しにな!記念日。この日を生誕日とする知り合いが4人もいるのは何故だろう。

 水の水面下(これで合っている、自動翻訳機的に暗号化されたものだから)のためにがぜん張りきりだして絵ばかり描いている飛尽。課題は。原稿は。別の〆切は?(でもそれも絵)


2002年4月28日(日)

 今頃になって、あの催眠術の効果を思い知らされる飛尽。謀られてる。
 偶然聞こえてきたキジバトの鳴き声が、それがキジバトの声だと認識したとたん「フーチーワッカター」に聞こえ出して止まらなくなってる。
 先週月曜日に洗脳された覚えたばかりの聞きなし(動物の鳴き声を、人間の意味ある言葉としてとらえること)、恐るべし。


2002年4月29日(月)晴れ

 みどりの日だと気付くまでに数秒。
 ここ数日サクラ水彩のパレット大活躍に一票(水部屋更新しまくってた、とも言う)。

 久々にでっかい収穫(というのは、たいてい本人にとってのみ)があって、飛尽は一日御機嫌らしい。
 そういや、今日は閏日だ。
 何故なら、飛尽が駆け込んだエレベーター(貸し切りだった)の内部に据えられた電子カレンダーには、はっきりとこうあった。

 2月29日(月)

 計算機だって計算間違いすることあるんだ……と、一抹の安心(違)。


2002年4月30日(火)風

 飛尽が改札を通ろうとしたところ、向かいからごく普通のOLさんが歩いてくるのが見える。改札は自動だが、出入り両用なので、向こうの人が出てくるまでこちら側で待機。OLは、小脇に抱えていたやや小さめなバッグをひょいと持ち上げ、そのまま改札機の上に何気ない動作で、横に倒して置く。

 ピッ

 音とともに何事もなかったかのように、改札通過。その場には、「そんなのありかよ!?(要約)」という表情の飛尽が一人取り残された……。

 ……これってもしや、噂のスイカか!? バッグの生地越しでも通用するのか!?
 恐るべしタッチアンドゴー。
 恐るべしスイカメン。
 スイカメンな方々は是非一度お試しを。


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