観 察 日 記  May

授雲月。抱え込んだ霄の広さ。

⇒2002年4月分を読む⇒観察日記indexに戻る


2002年5月1日(水)曇り

・めーでーたい日(違)。
 連休の狭間にしては、それなりに人がいたので驚く。

 彫りの深い顔立ちの外国人を見かける。髪が長く背のなかほどまであり、ちょっと癖毛がかっていて、色は焦げ茶で先のほうが少し明るい。下ろしているのが鬱陶しいのか、両手で髪をまとめてそのまま横にニ三度回転させ、小道具を使わずに束ねようとしている。でも顔を動かすと、すぐに解けてしまう。そうした動作を、やはり二度三度。その仕種を見ながら、飛尽は「これで耳を尖らせたらエルフ演れるなー」とか思ったらしい。<指輪の影響と人は言う

 ところでやっぱり気になってしょうがないのだが、「ロード・オブ・ザ・リング」は「THE LORD OF THE RINGS」。カタカナだとくどいから表記しなくても仕方ないとは思いつつ、あえて言えば「リング」部分は複数形。そうでないと、一番要のところがわからなくなってしまうんじゃないかと思ったり。


2002年5月2日(木)晴れ

・春はあけぼの。
 故事は妹鈴。
 絵は〆切。
 (絵に一番大事なのは〆切であるという意味。/間違いだとかは気にするな。)

・本日のニュース。突如オースタレリア(わざと)の首相ジム・パワードと恋仲になる飛尽。ミニマムって恐ろしい。(これはフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)


2002年5月3日(金)晴れ

・行ってしまった直後だったのか、なかなか電車が来なくて待ちぼうけ。何故だ、といぶかしがりながらも時間を潰していたとき、ふと飛尽は気付く。

 今日は休日ダイヤか!

 休日なんて嫌いだ。……と思ったかどうかは定かではない。


2002年5月4日(土)曇り

・五指の日。片手で一日過ごすのが吉。もしくは片足で一日過ごすのが吉(多分)。

 某所でせっせと感想を書いている飛尽だが、いい加減自分の〆切が近いことに気付いたほうがいいと、俺思う。今回は見事に〆切重なっているので大変なはずなんだが。


2002年5月5日(日)晴れ/風

・端午の節句。とはいえ、五月雛はすっかり四足動物の住処と化している。例年なら今日で連休も終りのところを、今年は振り替え休日のおまけつき。プチ春休み(この場合初夏休みか?)気分で、すっげえだらだらしそう。というより普段の生活を忘れてそうだ。

本日の絵板。(新窓展開/16KB)<投稿失敗したらしい


2002年5月6日(月)曇り

 飛尽の部屋に、全段ともA4判が収まるサイズの背の高い本棚が仲間入り。
 名前はまだ無い。
 床に、文字通り山積みになっていた去年の教科書とかノートとかプリントとか辞書とか辞典とか図鑑とか図録とか図書とかを、そこにがしがし詰めてゆくと、確かに床面積が広くなった。ついでに失われていたノートだとか、大分前に作った小説の設定メモだとか、いま御本人に見せたら破り捨てられそうな過去に戴いた落描き絵だとかが出てくる出てくる。
 床に積み上げたままでおくのもなんだか粗野な扱いなので、借りてる本を並べてみる。そうしたら、それだけで1段分を占領したとはこれいかに。<某読書録を書いてから返そうとか思っているらしくなかなか返却できずにいる飛尽ザ無計画


2002年5月7日(火)雨降り

 「〜しております」の「おります/おる」は謙譲の意味を表わすので、尊敬の意味で「向こうに先生がおります」とか使うのは間違いだし、ましてや「向こうに先生がおられます」なんてのは謙譲の「おる」と尊敬の「れる・られる」がくっついていて耳障りこの上ないと思うのだが、結構物知りな方が使っているのを見るとそれが今は正しいのかと不安になることもある。が、やっぱり尊敬の意味を持たせるつもりでの「先生がおります」「先生がおられます」は間違いらしく、正しくは「先生がいらっしゃいます」とか使うべきらしい。でも文字数(喋ってるときは音数)からすると、「おります」を使っちゃうほうが何となく言いやすいし、詰まる音「っ」が無い分、丁寧そうな感じがするんだよな、うん。


2002年5月8日(水)少し雨

 昼休み、先輩がレストランのメニューを広げて何やら必死に写している。聞けばバイト先で渡されたらしく、メニューの名前と略称を全部覚えないといけないらしい。昼版と夜版があるため、量も半端じゃない。しかも名前というより説明文的な長さ。「マルガリータ、アスパラとベーコンのなんとかあえ付き」とかそういうの(うろ覚え)。しかもほぼイタリア語混じりの名前なので先輩大変そう。
 飛尽は去年イタリア語をとっていた手前、発音くらいはできるだろうと、メニューを見せていただく。料理名の下には何やらアルファベットが。

 pasta with なんとか。(うろ覚え)

 いや、それは英語だ。


・本日の読了。大野 晋 1999 『日本語練習帳』 岩波書店


2002年5月9日(木)寒く小雨のぱらつく曇天

 午後が綺麗に空いてしまったので、飛尽はそそくさと帰宅。時間がまとめて取れたから、いい加減返したほうが良さそうな、借りてる本を読み潰す。読み終えたのもまだなのも(諦めたらしい)まとめて全部返しにゆくと、本棚2分の1段ほどがすっきりと空く。

 資料と知識の反比例。


2002年5月10日(金)寒つ国

 午前が不意に空いてしまったので、飛尽はそそくさと帰宅。昨夕の冷え込みで見事に風邪をひいたらしく、先手必とばかりに医者へ。
 そのとき前を、一つの傘をさして歩いていた二人連れの小学生達の台詞が、妙に印象に残った。

「合唱コンクールのときよりも喉が痛いよー」

 練習のしすぎで、かえって声の出なくなる合唱コンクール。どっちかっていうと、体育祭とかの応援練習のほうが声が嗄れたりもするが。
 で、彼女らの会話は続く。

「じゃあ私が治してあげる」
『痛いの痛いの飛んでいけーっ』

 このおまじないの言葉はまだ有効だったのか!


2002年5月11日(土)曇り

 冷え冷えと。
 凍れる大地をかすめて飛ぶ、透いた鳥達の鳴き声が聴こえる。
 手をかざす間も与えないほどに一瞬、陽は射し、厚い灰褐色の雲の向こうに消える、ひかり。
 まばゆき白さだけを記憶のなかに焼き付けて、忘れ去られる、かがやき。
 信じることができたのは、影も映さない湖の氷が、あまりに気高く美しかったから。

 冬の息吹。


2002年5月12日(日)晴れ

 人気度昇順型検索エンジンGoogleは、季節や記念日や時事に合わせて限定ロゴを表示することで、閲覧者に密かな楽しみをもたらしてくれるが、昨日はダリ(Salvador Dali/1904-1989)の有名な「記憶の固執(Persistance de la memoire/1931/MoMA所蔵)」の絵のもじりだった。誕生日だったらしい。>>> Salvastyle.com [works](日本語)
 ……とか過去の時事ネタを話題にあげるのは時事ネタの意味が無いかも。

 時計と言えば、飛尽の友人の部屋にある時計は7時18分くらいで止まったまま動かないが、紛らわしいのでいい加減電池くらい入れてやればいいのにと思う。時計と言えば、飛尽の視野の中に収まる場所でこちらを向いて置かれた、猫を模した木製の時計があるが、10時37分くらいで止まったまま動かないので、紛らわしいからいい加減電池くらい(以下同文)、でも今見たら2時15分を差していて、やっぱり止まったままだった。誰だ針を動かしたのは。これじゃまるで夜更かししてるみたいじゃないか。


2002年5月13日(月)霧雨

 地元では「取り手(トリデ)」を「トンデ」と発音する地域もあるらしい、とか聞いたので、取り手方面へ帰る友人に飛尽が聞いてみると。
「えーそうかな。トンデって言うの初めて聞いたよ?」
 との答え。
 その友人と帰る道々、駅にて電車を待っていたときのこと。

アナウンス「1番線、各駅停車……」

 〜取り手行が参ります、とか言うのかと思った、と飛尽が言うと、
「え、来たらいいな」
 と、その友人は、非常に嬉しそうに答えたらしい。


2002年5月14日(火)晴れ

 飛尽の所属している絵サークルが、今年度から活動を活発にし始めている。先日も、ずいぶんそのまま使ってきた、最近特に壊れかけのポスト(部室の鍵が入っている)にかかってるダイヤル錠を、前部長が遂にポストごと取り替えたばかり。
 Sa氏(次期部長候補の噂も)がなんだか頑張っていて「みんな絵を描こう!」と、しきりに言う。が、最近壊れかけているので体調が危ぶまれている(本性が現れたのでは、との指摘も)。先日、そのSa氏とか、割合まじめに仕事してるSi氏とか、Ki氏とか、飛尽の間でこんな会話が。

Sa氏「みんな、絵を描こう!」
Si氏「そのうち、一人5枚描いてこい、とか言いそうだな」
Ki氏「そんなこと言ってると、そのうち閉め出されるかもよ(笑)」
飛尽「ポストの鍵をこっそり変えて、その番号をSa氏にだけ知らせないとかですね」
Sa氏「うわー僕だけ閉め出されるのか!」

 で、今日飛尽が絵サークルの部室へと向かうと、部屋の外に人影が。Sa氏が立っているじゃないか。遂に閉め出しをくらったのか!? ……と、思ったら、鍵がなくなってて入れないらしい。それはそれで大事おおごとだ。


2002年5月15日(水)晴れ

 外国語を日本語の中に外来語として取り入れるとき、開音節化が行われていることが多いらしい。ぶっちゃけていうと、子音が続いたときに間に母音が入ってしまう、ってこと。で、その過程に何が起きているのかを知るため、英単語を適当にローマ字表記に変える作業をしたところ。

 milk → miruku(ミルク)
 floor → huroaa(フロアー)
 computer → konpyuutaa(コンピューター)
 world cup → waarudo kappu(ワールドカップ)
 slim → suraimu(スライ

 飛尽と臨席の友人とで、「なんでここで急に『スライ』なんか出てくるんだろう」と先生の茶目っ気に二人して笑っていたが、最後のって、正しくは「surimu(スリム)」じゃないかと俺思う。


2002年5月16日(木)曇り

 じっとりじめじめ。
 寒かったり暑かったり寒くなると言われた日に限って暑くなったり。
 あっちで確認せよと言われて行ってみれば向こうに聞いてくれと言われたりしてたらい回し状態の飛尽。

 シュレディンガーの猫にならって、蓋を開けずに見て見ぬふり(違)。
 →後日談として、やっぱり無かったらしいので結果論としては「行かなくて良かった」。


2002年5月17日(金)曇り後わずかに雨

 パブロフの犬。
 シュレディンガーの猫。
 レックスのティラノザウルス。

 うち、最後のはレックス氏の発掘したティラノサウルスは異常に大きくて立派であった、として、「ティラノザウルス・レックス」などと固有名詞化してたはずで、かの有名な映画「ジュラシックパーク」に登場する少女レックスの名は、これに由来してたはず。
 と、思って調べてみたら、学名には二命法という命名方式があって、属-種小名、で表わすことになってるらしい。名前をニ単語で表わすってことだけど。同じ「属」の中でも種類が分かれることがあるので「種小名」を付けて区別する、と。
 恐竜の場合も同様に。上の例で行くと「ティラノサウルス」部分が属名で、「レックス」部分が種小名。他にもステゴサウルス・ステノプスとか。ディプロドクス・カーネギーとか。


2002年5月18日(土)降ったりしたらしい

 昨日の文はなんか舌足らずだぞ俺。とか思ってもそのまま、特に直したりはしないのだが。
 余談として、飛尽はヴェロキラプトル・モンゴリエンシス(Velociraptor mongoliensis/敏捷な略奪者の意)が好き。これの「raptor」は英語で「猛禽類」の意味があるらしい。ついでに話題を引きずると、映画「ジュラシックパーク」のヴェロキラプトルはでかすぎ。本当はもっとちっこい。全長2m弱。

 水の精霊。滝。海。水滴。水面。水中。液体入り瓶。水魔法。……と考えあぐねて、何故水の化身に至ったかというと先日オフライン友人サイトの絵板で描いた羽根耳人の影響らしい。


2002年5月19日(日)晴れのち小粒雨

 飛尽が素材サイトを巡っていたら、「リンクウェア」という言葉を使ってるところを複数目撃。要するに「この素材を使うには当サイトへリンクすることが条件です」って意味なんだろうけど、「フリーウェア」と「シェアウェア」の中間、ややフリーウェア寄り、といったところなんだろうか。「○○へ100の質問」シリーズなんかも「リンク張ってくれ」っての掲げてるとこ多いし、一応素材の一種だと思えばこれも「リンクウェア」ってやつなのかなと思ったり。そのうち「レポートウェア(使用報告を条件とする)」とか「バナーウェア(リンクの際にバナー使用を条件とする)」とか出現しそうな予感。(予感だけ。)
 ときに観察日記3週年。びば俺。

・本日の笑撃。ピンクの栗。


2002年5月20日(月)曇りのち晴れ

 有志による春の祭りが始まったらしく、放課後ちらほらと明かりの残る校舎。飛尽も今日は文藝部のほうの紙折りに参加。先週の金曜日が〆切でその日のうちに編集・出力、土日で印刷してもらって今日昼くらいから折って組んでたのか、すでに何部か出来てて、いつになくスピーディーな行程。紙折りしながらその場にいた人いない人の作品に感想言ってみたり。感想と云うより酷評ってのもあったけど。
 漢字で書かれた文面を中国語読みする先輩とかいて、撃沈してた背に「先輩それは病気ですよ」との声も。


・本日の読了。妹尾河童 1990 『河童が覗いたトイレまんだら』 文藝春秋


2002年5月21日(火)晴れ

 語学の授業にて。
 それはロシア語だったりするのだが、教科書の例文がどことなく楽しい。
 たとえば。

次の文章を露文に訳しなさい。

1) あなたの名前は何ですか。
2)
私の名前は長いです。

 とか書いてあって、「そうかー、ロシア人の名前って長いしな」とちょっと納得。
 でもなんでそんなことわざわざ言うのか。
 と思ってよくよく確かめてみると。

2) 私の名前は信長です。

 が、正しかったりする。


2002年5月22日(水)晴れ

 アンダーヒル氏が山の下さんと訳されたり、ストライダー氏が馳夫さんと訳されるのは、まあいいとして。
 イェルケンさんが岩内さんになってたり、グロスマンさんが黒沢さんになってたりする摩訶不思議。


2002年5月23日(木)晴れ

・二日目もドジョウは柳の下にいた!
・周囲に(精神年齢が)高齢な人が大勢いることが発覚。36歳はまだ若いぜ。
・オフィスアワーの待ちぼうけ。
・蒸気時代でドタバタ劇。(文字通り)

 「窓を開けてほしいときの台詞シリーズ」を、友人と飛尽が考えていたとき。

 すみませんが窓を開けていただけませんか。
 窓を開けてもらっていいですか。
 窓を開けてくれませんか。
 暑くないですか。
 窓開けない?
 窓開けようよ。
 空気濁ってるよ。
 窓開けて。
 窓開けてよ。
 窓を開けなさい。
 窓を開けろ。

 なんとなく、最後の「窓を開けろ」は「手を挙げろ」に似ている気がする。
 状況としては、ともに金庫破りの場面で。
 「手を挙げろ!」は相手を丸腰にさせるために。
 「窓を開けろ!」は、逃走経路を確保するために。(ただし1階でのみ有効)


・本日の読了。A.E.ヴァン・ヴォークト 1974 『武器製造業者』 沼沢洽治訳 東京創元社


2002年5月24日(金)晴れ

 三日目もドジョウはいた……(でも逃した)。

 飛尽が友人数名にばったり出会ったとき、友人Sは携帯をいじっていた。そのストラップにちまい(=小さいより更に小さい)陶製の動物が付いていた。

飛尽「あ、可愛い」
友人S「でもこれなんだよ」(棒読み)
飛尽「今『あ、猫だ』って言おうとしてた……」
友人S「犬じゃないよ、だよ」(棒読み)
友人T「どっちだよ!?」

 そのちまっこい動物は丸みがあってどう見ても猫なのだが、干支シリーズの一つなので「戌(いぬ)」らしい。

飛尽「それじゃ亥(いのしし)なら間違えられなさそうだ」
友人S「いや、に見えるかもよ……」<ちまっこくて丸いから
飛尽「きば! 牙があるはずだ!」

 余談として、さきほど友人Sが懸命に携帯を叩いていたのは、とあるメールを探していたらしい。「学ラン」の「ラン」は何かというメール。……で、どうやら明治時代に「洋服」を指す隠語みたく使われていたものらしい。「オランダ人の着てる服」で、「ラン」。

・本日のお絵描き鳥。エトピリカ。<アイヌ語で「くちばしが美しい(etu pirka)」の意味
 気にいったらしく、言の葉帖のアイコンにも流用。


2002年5月25日(土)晴れ

 先日、心理学の講義で何か嫌なことを前にしたときの「逃避」なる心理現象の例として「試験前になると急に部屋の片付けをしたくなる」てのを聞いたばかりだが、今日の飛尽はそれに近い。
 来週は課題やら何やら〆切ラッシュなので、今日に限って、普段すっかり忘れかけてる長篇ページを急に更新してみたりだとか(背景絵はもうちょい前から用意してあったらしい)。むしろやっかいなのは、優先順位高いものに限って〆切が遠かったりすることだろうな。


・本日の読了。和田純夫 2000 『量子力学が語る世界像』 講談社


2002年5月26日(日)晴れのち雷雨

 久々にT國の友人達に会う。出合い頭に忘れないうちにと飛尽が、お借りしてたカレカノ&量子力学本をMル氏にお返ししたり、お借りしてた最も遊び記す最新刊(9巻)をS瀬殿にお返ししたりすると、お二人いはく。
「あ、こんなのも貸してたんだ」「すっかり忘れてた、8巻までしか出て無いんだと思ってた」
 長らく借りてたのが災いか。

 時間は飛んで、帰り際の会話。どれが誰かは推して知るべし。
「何か食べていこうよ」
「えーなんでー?」
「……なんで、って言われたよ」
「この人はこういう人だからー」

 何はともあれお疲れさま。<私信>次回は是非ラピュタ観賞会を!>S瀬殿</私信>


2002年5月27日(月)すかっと晴れたりざかざか降ったり

 徐々に人が少なくなってきた、と思ったら、それは何も時期的な理由だけではなかったようで。<電車が遅れていたらしい<原因は昨晩の落雷だとか<ということはやっぱり時期的な理由に入るのか(似非三段論法)

 晴れ間ものぞいた朝方、時間の経過とともに雲行きが怪しくなってゆき、遠くで雷鳴すらする。1限が終了して、直傘を片手に飛尽が友人とともに外へ出たときの彼らの第一声。ちなみに外はそれなりに粒の大きな雨が降っているところ。
「やったー!」
 傘持てる者たちの歓喜の叫び(邪魔な思いしつつも折り畳みでなく直傘持ってきた苦労が報われる、というもの)。……しかして、その後1時間と経たずに再び空が晴れ渡ることを、その時点での二人は知る由もない。合掌。


2002年5月28日(火)雲無き青天

 休み時間、飛尽がレポートを書いてるその傍らで、友人Gがプチケーキみたいな、ちっこいお菓子を他の友人達に分配していた。
友人G「カフェオレエスプレッソ、どっちがいい?」
友人Y「……ていうか、そういうのよくわかんないんだよね」
友人G「えーと甘いのとー、ちょっと苦いの」
友人Y「あ、じゃあ、甘いの」

 え、ちょっと待てよ。それって、ミルク入りすっげえ苦いってことじゃねえの!?
 ……とかいう飛尽の心配(要約)はよそに、「あ、おいしー」という声が(心持ちくぐもって)聞こえてくる昼下がりなのであった。

<私信>更新確認しましたよ。mon amoureux.</私信>


2002年5月29日(水)晴れ

 東奔西走、奴の狙いは課題だし。
 もとい、課題出し。

 お借りした資料が微妙に使えなかったりしたので、〆切当日にあっちこっち資料探しにゆく駄天使・飛尽。駄目駄目なのは今に始まったことじゃないが、〆切前の修羅場の密度が年々濃くなっていってる(=〆切と課題に手をつけた時との時間差が短くなってきてる)ような気も。今日は遂に院生の方の手を煩わせたりもして、なんてはた迷惑な。でも院生の研究室格好良かったらしい。下界のそれとは比べるまでもなく。

 ときに院生の方の発言。
「この吹き抜けって、この大きさじゃ無意味だよね」
 不思議空間、ザ・吹き抜け。そのとき飛尽の脳裏をよぎったのはUFOとかあったりする吹き抜けなりき。


2002年5月30日(木)晴れたか(ハゲタカではない)

 ばれたか、なら可。

 友人とろくでもない会話をしつつふと見ると、前回ジム・パワードがあったはずの場所に、イングラムとか転がっていたり。いやむしろ転がっていたのはハロだ。さすがに直径40cmはキツイと見えて(何しろ重い)、直径15〜20cmくらい。初代仕様なので腕とか足とかあるらしい。飛尽は勝利仕様のが好き。プロジェクター代わりにもなるし(多分)。


2002年5月31日(金)結局降らず

 一昨日、昨日と課題の〆切やら戦の〆切やら(間違っちゃいない)で立て込んでたので、飛尽は今日やっと図書館へ。来週までの別の宿題のための資料探しにゆく。いや、佐賀市じゃなくてさ。>言選り
 明らかに開館時間を過ぎてるはずなのに、正面入口は妙に静か。
 こんな日もあるんだなーと、てけてけ近寄ってゆくと。

 内側に置かれた看板に。

休 館

 しまった、今日は月末だったか!


⇒2002年6月分を読む⇒観察日記indexに戻る


[砕月宮]の主要ページ御案内リンク
トップ / はじめに / 更新記録 / 観察日記 / 文章航路 / がんだむういんぐ / リンク集 / 画像倉庫 / サイトマップ


Copyright (C) 1997-2007 Suvaru Hiduki All rights reserved.