観 察 日 記 March

春惜月。仮初めの色が遠くなる頃、聞こえてくる詞。

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2003年3月1日(土)白雨

 引越しとか就職とか卒業とかもろもろ御祝いの飲み会。
 10人出席。
 うち1割が女性で、5割が歴代部長。
 そのなか、現役部長だけが潰れていて、先代ズ部長に何度も起こされてる。
「酒ぁ弱ぇ奴は部長の資格ねえ!」

 開始2時間を経過しようとする頃、主賓到着
 その中には強力なレインマンがいたりして一度止んだ雨が再び降り出す。
 この人、雨を呼ぶから沙漠を歩かせたら緑化現象が起きるんじゃないか。
「こう、にょきにょきと」
「ああ、でいだらぼっちね」
「つーか緑地が動く」

 大隈重信の家に電話したら天気教えてくれるんだぜ、と教わる。(暗号)


2003年3月2日(日)青風

 昨晩いらっしゃったレインマン氏が帰られたとみえ、この見事なまでの晴れっぷり。

 飛尽は今日は描き溜めやろうと構えていたのに、空のあまりの晴れっぷりに挫折。
 曇りか雨あたりだと筆も進むのになーとか思う。
 晴れていると陽の光が強過ぎて逆に気力が萎えるらしい。

 それでもやらねばならんことは溜まっていく一方で。
 先日交わした会話をふと思い出したりする。
 分身の話題。

「コピー&ペーストでいっぱい増やしたいですよねー」
「エイリアスとか」
「そうそう、エイリアスもいいよねー」

 で、エイリアスな分身使おうとすると、たまに「オリジナルが見つかりません」とか言われたりする。
 れっつ雲隠れ。
 でも雲が無い。(違う)

・本日の鉛筆画。沙漠制す若き王。13KB弱。


2003年3月3日(月)風雨

 決して冷ややかでない、気持ちの良い雨が降る。
 ひな祭りだったのであられを食す、お米状のもあるらしいと知る(柔らかい)。

 端末をいじっていたら、何のアプリケーションだったか忘れたが、プルダウンメニューに我が眼を疑うものが。

 暇つぶし

 それは一体何をするんだ。
 思わず選びそうになった好奇心を抑え。
 で、改めて我が眼を疑ってみたら「塗つぶし」だったりする、午後の寝惚け眼まなこ全開フィールド。
 いや、寝起きだから眼まなこ半開か。

 そんな折、74000アクセスだんけ。

 <私信> ところでメール見てますかー。>S瀬殿、R人殿 </私信>


2003年3月4日(火)強風

 気持ちの良い風が吹く、決して暖かでない。というか寒。

 二兎を負う者は一歩も進めず。
 渡しに桴いかだ

「明日も同じだと思うなよ。」(本日の格言 by有機物)


2003年3月5日(水)潮風

 母校の卒業式に赴く。
 とはいえ式典見に行ったわけではなく、外にて見知った卒業生らの出待ちを。
 昨年行ったとき、やけに早く終わった事が記憶に新しく、今年こそはと早めに到着。
 10時半前には着く。
 去年の教訓を活かし、今年はちゃんと事務を通って来校証を頂く。
 飛尽はもちろんNo.12を頂く。(恒例)
 呪歌使い殿が「わたしも12番欲しかったー」と仰っていたが早い者勝ちの原則。

 で、今年はどうやら11時に式典終了だったらしく、待ちぼうけをくらう。
 きっと校長先生のお話とかそういうんで延びたんだろ、てあたりで落ち着き、待つことおよそ1時間半
 午前中も終わるかというあたりになって、ようやく卒業生が帰りはじめる姿を見つける。

 オンラインでしか知らなかった後輩Kさんと(周りの方々の御協力を得て)無事御会いする。
 スリザリンマフラーばっちりわかったらしいよ!(私信)>Kさん
 で、昨晩ふと思い付いて急遽作ってた卒業祝い絵(ちまっこい)とかを、卒業する後輩ズにお渡ししたりする。
 ついでに持っていった100題絵をお見せしたりする。
 「こんな小さかったの!?」という声がちらほらあがったりする。<A7とかA8とか。

 なんていうか、半年ぶりくらいに会う人ばかりだったが、みんなやっぱり変わってない。
 帰りは、同期の参謀やその姉らとオリジナルの小説の設定とかの話で盛り上がりつつ。
 最後はごはん食べて解散?

 みんなお疲れさまでしたー。


2003年3月6日(木)やっと雨

 雪なんてどこ吹く風。

 自分のときがそうだったせいか、なんだか今日が卒業式のような気分の一日。
 この日付は、やっぱり思い入れが強いなー。
 昨日久々に母校を拝んだせいか、甦るよみがえるめくるめく珊瑚革命。(違う)

 今日も今日とて、光る板が無いせいで非効率的に作業をしつつ。
 雪の降りそうで降らない空を振り仰いでみたりしつつ。

 望まないものばかり手に入って臨むものは何ひとつ手に入らない。
 見えるものすべてに手が届くとは限らない。
こんなにも近いのに遠い空。


2003年3月7日(金)降って止む

 冷たくはない雫。溢れてく滴。

 雨だけかー、と思って安心していると建物の前で豪風に遭う。
 人、それをビル風かぜと言う。
 油断大敵。

<私信>
 むしろ密告。
 先日のオフ会(違う)にて、先頭をゆく我ら三人の背を見ながら、A原氏とかMル氏とかが
 「あの人達怖そう」
 などと宣ってたらしいですよ。>参謀殿、BC長殿
</私信>


2003年3月8日(土)風と陽

 陽射しがあってよかったものの風に飛ばされそうになる。

 飛尽はというと、喉をやられてダウン。
 やや風邪っぽい症状。
 日がな一日寝たりまったり。のんべんだらり。


2003年3月9日(日)風と陽つづく

 追い出し飲み会。
 喉の辛い飛尽としては飲み会は欠席したいところだが、追い出しとあっては出ないわけには。
 というわけで、乾いた風にもめげずに行ってみる。
 集まった連中で待つことしばし。
 そこに入った連絡一本。

 主賓、忌引き。

 というわけで、ただの飲み会に移行。
(4年生は1人だけ)
 喉の辛い飛尽としては、一人早々有難く引き上げさせていただいたとか何とか。


2003年3月10日(月)風と陽なおつづく

 喉の辛い飛尽は、アイテム「はちみつきんかんのど飴」を手にした。(祖母から贈られた)
 キンカンは好きだが、蜂蜜はあんまり。(でもはちみつレモンとかは好き)
 とはいえ喉の痛みには代え難いのでなめてたところ、なんとなくすっきり。
 患部のあたりを薄くコーティングされてるような感じで、乾いた風もなんのその。
 風邪マスクより効くとか効かないとか。 

 ただしなめ終わったとたんに喉がらがら。

 日中は平気な顔して仕事してたものの、夜になってしわ寄せが。
 そんなわけで早々就寝。


2003年3月11日(火)風と陽以下省略

 喉(中略)飛尽は、飴じゃあ駄目だということがわかったので(当たり前だ)、医者にゆく。
 薬を数種類貰って帰路につく。
 家に着いてさっそく飲む。

 喉の痛みとかがらがらとかはおさまった一方、いわゆる風邪の症状オンパレード。
 薬に触発されたような気がしないでもないでもないでも。


2003年3月12日(水)陽

 いわゆる風邪の以下省略。
 そんなわけで一日寝込む。(イチニ記念日逃したーとかなんとかいう声が聞こえないでもないでも。)

 その間にもカウンタは休み無く廻ってたりして。
 75000アクセス感謝。


2003年3月13日(木)陽

 明日は出かける予定だとかで、今日も一日大人しく。
 寝たり起きたりを一日に何度も繰り替えしてプチ時差ぼけ。
 ただしどんなに午寝しても夜ちゃんと睡魔が来るのが悔しいらしい。


2003年3月14日(金)曇り

 治りかけの風邪を抱えたまま、久々に旧友と再会。
 一緒に「LOTR/二つの塔」観てきたらしい。
 スケールが凄かったらしい。
 いはく、「突っ立ってるとこに後ろから騎乗したアラゴルン一向がやってきて、勢いも緩めずに迫りくるその馬の手綱を掴んだかと思うと後ろ向きに回転してひらりと飛び上がりアラゴルンの後ろにまたがったレゴラスが異様に格好良かった」とか何とか。さすが身軽で敏捷なエルフ。今回一段と弓術の腕をあげてる。
 というよりも、今回のは戦シーンがかなりめいっぱい。
 現実味に溢れたファンタジー。
 迫力もさる事ながら、ちゃんと集団戦法に乗っ取って戦いやってたり、小休止の間の人々の不安みたいなのが描かれてるのが良かったとか何とか。
 ネタバレ?→「いい剣だ」と言いながらハマの子ハレスに剣を返したアラゴルンの心境を思うだに言葉が無くなる。ハレスの父ハマは、セオデンに使える兵士の一人であったが、彼らがヘルム峡谷に向かう際、オークの斥候に殺された最初の死者だっただけに。/ネタバレ
 なんていうか、子供さえ送り込まざるを得ない戦いで次の夜明けを見られるか否か、ってやってるのはやっぱりくるなあ、と。


2003年3月15日(土)雨

 与えられた分の薬を飲み干しても治らなかった風邪を抱えて医者にゆく。
 再び数種類貰って帰路につく。
 強くは無い雨足に打たれつつ。
 遠吠えとか背負いつつ。<おおおーん

 暫く音沙汰の無かったオフライン友人に手紙を貰ってアナログの手触りの温かみを噛み締める夜更け。
 英語なんて!


2003年3月16日(日)薄日

 しっとり雨が降りそうだったり、陽が雲に透けてたりして程よく原稿日和。
 今月末とか来月頭は新歓の原稿で忙しいよなと思いながら自分の原稿に手を付けずままに陽が沈む。
 懐疑は踊る、されど進まず。(わざと)
 ノルマンディー上陸なんて!


2003年3月17日(月)小降り

 このくらい傘無しでいっかーと思って歩いていると気付いたときにはしっとり濡れて寒くなるくらいの雨。
 なんか悔しいが風邪をぶり返すのはもっと悔しいので諦めて傘を差すくらいの雨、とも言う。

 眠くなる午後は身体を動かして眠気を飛ばす。
 整理とか整理とか整理とか休憩とかしてたら陽が暮れていった。


2003年3月18日(火)晴れ

 整理とか整理とか整以下略。
 昇順に並び替えるそばから順番入れ替えられてたりして堂々回り。

 本日の戦果。蜘蛛1匹(ちいせえやつ)捕獲。


2003年3月19日(水)晴れ

 整理とかとかとか。
 昇順に並び替えるそばからノンブル振ってみたりしてささやかな抵抗。
 これで入れ替えられてもすぐに戻せるという算段。
 しかしそこでささやかに抵抗してもなー。


2003年3月20日(木)風

 本当にあった怖い話。

「○○さーん、電話だよー」
「え!?」(凄くびっくりした声)
「なんでそんな驚くの。電話に何か悪い思い出でも」
電話機に噛み付かれたとか」
「なんでそーなるかなー」


2003年3月21日(金)陽

 お墓参りへ。
 幾つか巡って幾つもの線香を立ててくる。
 立ち昇りゆく煙り。
 立ち行くには広過ぎる空。

 飛尽は今日からおでかけらしく、明後日帰ってくるとかこないとか。
 そんなわけで、100題絵を明日の分とまとめて更新したもよう。

・本日の鉛筆画。委ねたい願いに。16KB弱。


2003年3月22日(土)雲

 こんなにも世界中の人が反対する戦いに行かざるを得ない兵士達を送り出すその家族の気持ちはどんなものだろう。
 反戦を掲げてデモをしながらも、そこで争いを起こす人人の身体には戦いに滾る血が心には悲しみを怒りに孵らせる血が流れているんだろう。

・本日の鉛筆画。還る地など無い。13KB弱。


2003年3月23日(日)暖か

 祖母の相手をしたりしつつ、日がな一日まったり過ぎてく。
 そういや家の近くに止っていたトラックに、何やら文字が。
 肉屋のトラックのようで、でっかく「牛肉」と書かれてる。
 飛尽はこれを思いきり「人肉」と読んでしまいどきっとし、
 「食べる人の身になって考えてます」とか何とかあるのを、
 「食べられる人の身になって〜」と読んで二度どっきり。

 この御時世だから何が書いてあってもおかしくはないしな。
  ところで、出かけてる76000越え感謝。

・本日の鉛筆画。鳴止まない焦り。11KB弱。


2003年3月24日(月)暖かで風ありき

 卒業式。
 と言っても飛尽のではなく、先輩方の。
 花束をお渡しして「おめでとうございます」を言いに、会場に皆で集まって出待ちをば。
 保護者の方もいらっしゃるので、想像以上に混み合うなかを、目当ての先輩を探してく。

 「○○さん、ゲットォ!」
 「つーか『get』違うだろ。手に入れてどうするよ。」
 「じゃあキャッチとか。」
 「タッチとか?」

 ○○さん、タッチ。
 懐かしのドロケイとか渡り鬼とかアスレチック鬼とかのノリで目当ての先輩を探してく。(大嘘)




 互いに都合がついたので久々に旧友たちと会い、揃って何故かボーリングへゆく。初。
 でも一回だけストライク決めてましたよ。>相方

・本日の鉛筆画。貴女を見た最後の。10KB弱。


2003年3月25日(火)小雨降りしきる

 山手線に乗っていた。
 殆ほとんど目に映らないくらいの雨が、それでも降っていると判かるのは、時折すいっと窓ガラスに線を描く水滴の所為せい
 揺られてく。
 アナウンスが流れてく。

 車掌「えー、次ぎは東京、東京です。新幹線、山手線――……失礼しました、新幹線、中央線、」

 一瞬危うく向かいの車両(京浜東北)に乗換えかけてた。

・本日の鉛筆画。生還する、必ず。13KB弱。


2003年3月26日(水)飛行機雲

 深刻な意味では全然無く。
 ただショックの余りに三人ばっかり大ぼけっぷりを披露。
 無駄に降りたり昇ったり。
 三人揃って疲労のしすぎとも言う。

 そんな今日はテプラ大活躍。
 でも新品入れから取り出した緑6mmの箱に黄12mm(しかも使いかけ)が入ってたりして侮れない。
 犯人はお前だ。
 とか他人ひとの所為にしてしまうのが楽。

・本日の鉛筆画。何も聞こえない。10KB弱。


2003年3月27日(木)風

 隣区に移動して、送別会。
 周囲というか、主に背後の弾けっぷりは何もアルコールの所為だけではなかった気が。

「そこまで言われると、もう何も言えない」
「下手に口を出すのはやめたほうがよさそうだね」
手を出しちゃったりしたら大変」
足を出しちゃったらもっと大変」

 揚げ足取り合戦が展開されたりして。

 送りだされる側は一人だけだったのだが、手作りだというプレゼントの品が技術とセンスにやたら優れた素晴らしいものだったので。
 女性陣一同「今すぐ辞めなきゃ」ということで意見一致。
 でも一人ずつじゃないと、手作りにならないかもということで、タイミングに慎重にならないと。

 帰りは、飛尽は乗換えること4回、されどやーけに接続良くて普段より速く帰宅。(押韻)

・本日の鉛筆画。後悔先に立たず。10KB弱。


2003年3月28日(金)雨降らず

 今日観たもの。
東京都美術館 [新窓] にて今月30日まで開催中の「ヴェルサイユ展 [新窓]」
国立科学博物館 [新窓] (上野本館)にて今月18日より開催中の「マヤ文明展 [新窓]」
DREAM WORKS [新窓] の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [新窓]」←ネタバレ注意(enter後はややネタバレ)

 ほんとは東博の西本願寺展とかも行く予定だったが、体力尽きたので後日に回す。

 映画「キャッチ・ミー」以下略は、かなり良かった様子。
 もともとDREAM WORKS作品にかなり好意(期待とか信頼とかある種の裏切りの期待とか)を抱いている飛尽だが、今回のでそれが更に深まる。
 オープニングの演出からして凝っている。
 音楽も良い。
 実話にもとづいて作られたこの話は、二つの時間軸が互い違いに流れていく構成。
 追いつ追われつに終始するかと思いきや、罪を重ねてくスリルや、謎解きや、……どうにもならない現実なんかも。
 かなりおすすめ、とのこと。

・本日の鉛筆画。それでも笑おう。9KB弱。


2003年3月29日(土)曇のち晴

 飛び尽くすならぬ、力尽きてた。

 昨晩、せっかく遅くまでやっていた図書館の閉館時間が過ぎてすぐ、昨日が返却期限の本を思い出す。
 開館時間内に電話すれば期間延長も間に合ったのに。
 というわけで、今日返しにゆく。
 と思ったのも束の間、雲行き不安な空模様にぱたり。
 体内エネルギー燃え尽きてる。

・本日の鉛筆画。そしてうたおう。10KB弱。


2003年3月30日(日)快晴

 というわけで、今日(こそ本を)返しにゆく。
 その帰りに友人と出くわすことばったり。(間違い)
 ゆったりまったり回復。
 ばんざい休日。と、思いきや、再度力尽きることばったり。(脚韻)


2003年3月31日(月)桜花満開

 引越し作業。
 ロッカーとかロッカーとかロッカーとか(以下、ロッカーとかとかとか)を移動。
 空のはいいが、中身入りは台車に載せるのも一苦労。
 中身出せよと思ったが、どのみち運ぶのでいっしょくたに。
 というよりも、一番のくせものは台車。
 ちまっこいの4つで1組、どんな大きさのロッカーその他にも対応という優レモノだが、カーブに弱い。
 弱いというか、車輪が回らない=回転が効かない。
 =直進あるのみ。
 しかも載せる面が滑るため、一回ごとにガムテで固定してやらないとちょっとの段差ですぐ吹っ飛ぶ。
 吹っ飛んだ拍子に車輪とか車軸とかが外れたりする。
 ロッカーとかとかとかあらかた運び終わるまでには皆して、ちま台車マスターになってる。

 そんなわけで本日の成果。16,660歩(家を出てから就寝まで)。


はるおしみづき。かりそめのはながとおくなるころ、きこえてくるうた。

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