観 察 日 記 June

涼暮月。薙ぎ濡つ空、時間の定、心の音、何時までも止まずに。途切れずに。

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2003年6月1日(日)風

 昨日、温度・湿度とも調整された部屋に入った。
 心持ちからっとしていて涼しい。(19℃、50%)
 その部屋を出て、通常の大気の下に戻ったとき、僅かな音湿度の変化に、軽い既視感デジャ・ビュを覚える。

 それはまるで、コロニー(=造られた空間)に育った者が、地球(=自然の気まぐれに左右される空間)へ降りたときに覚える違和感。
 何も、こんなところで、と思う反面、こんな感じなんだろうな、と勝手に実感。
 そんなことを、G種を観ながら「雨の降る時間」という言葉に反応して思い出してたりする昼下がり。

 静けさのなか、ゆったりと風が来て、退いて、波のように気まぐれな規則で吹いて、涼しい。


2003年6月2日(月)薄く晴れ

・85000HITだんけ。

 朝になって、飛尽はようやく明日提出の絵に手をつける。
 大きさはB4判。久々にでかい。100題絵は最初のほうですでに小さいサイズに味を占めてたし、それより前は最大でもA4だったので(というのはスキャナがA4までだったから)、いつだったかのポスター以来。
 ポスターは数時間の命な上、宣伝文句(?)のほうがメインだから、絵はざくざく。
 でも今度のは絵がメインだから、ざくざくはなー、手え抜けないよなー。
 そんなわけで、100題終わったのをいい事にかかりきり。
 100題絵がB8で1時間で描いてたから、面積比32倍のB4だと単純計算32時間? 諸々入れてないのに一日を越えるのか。
 今のところ、実質時間で3時間半ほど経過。
 現状、未だ下描き。
 先は長いぞー。

 ときに100題は、終了モードへと移行して、トップにプチアンケートを設置した模様。時間に余裕のある方は是非。

・本日の鉛筆画。学徒。学園ファンタジーぽく。でもなんか陰鬱。17KB弱。


2003年6月3日(火)晴れ

 絵は結局、その後、かなりの時間を喰いながらも、出来映えはあまりよろしくなかった模様。
 時間が足りない、とかそういう以前に、構図のあたりで作戦ミスしてる気もする。
 でも提出前にお知り合いにお見せしたら、
「あ、なんだか飛尽さんらしい絵」
 とのお言葉をいただく。本人そうかなあと首をかしげてる。

 で、明日から展示なので今日(今夜)は設置。
 遅々として進まない作業に、横からアドバイス出してたらいつの間にか仕切っていた。<腐っても副部長
 ちなみに飛尽は人使いが荒いことで有名。<手が空いた人を見つけ次第作業に回す<「暇させるのは悪いかなって」(本人談)<というのは本人が作業してないと落ち着かない質たちだから

 帰りに、久々に旧友に会う。
 仕事帰りなのでお仕事モードな格好をしてる。
 ちなみに旧友をして言わしめた言葉。
「ていうか、飛(※愛称)は久々に会ってもいきなり近況報告し出すよね」
 挨拶も抜きに。
 というかそれ、前回も言われてた気が。
 なんていうか、久々に会っても、以前は毎日顔を合わせてた懐かしい相手だから、自分の中でのその人に対してた時間が長くて、だからつい昨日会ったばかりみたいな錯覚をしてしまって、それで普通に話し出してしまってる、ような気がする。
 確実に変わってるはずなのに、懐かしい顔だから変化にさえも気付かずに。
 記憶のネジがゆるんでて、毎日顔を合わせてた頃に時間が逆戻りしたかのような、そんな錯覚を抱いてる。

 ちなみに明日までのレジュメっていうか教案づくりがまだ終わってないどころか手も付けていないのでこれから。<恒例
 手を付けてなかったのは絵を描いてたから。
 なんか、不毛だ。

・ときに100題のプチアンケート、さっそく答えてくださった方がいて感謝の行ったり来たり。


2003年6月4日(水)曇りのち降る

・今日はシカトの日。(伝統)
・メモ。有為じゃないものが有効になる。

 降水確率20%でも雨粒は落ちる。
 傘を持たない人が結構な割合でいて、みんな濡れながら早歩きしてる。
 例に洩れず、飛尽も濡れながらいたところ、「部室に傘、余ってるよ」と天の声。
 有難や、とばかりに借りに走ったのは言う間でも無く。

 でも雨好きなので、濡れそぼちつつ歩くのも、ほんとは悪くもなく。
 ただ荷物(資料とか資料とか資料とか…要するに紙シリーズ)が濡れるのは非常にまずいので要傘。




 発表が終わって、来週の発表が再来週に延びたから、今週末は久々にゆっくりできそうな勢い。
 目まぐるしく感じてた空気が一気に和らいだようで、気分にゆとりが出来た模様。
 そんなわけで、存在を知りつつも、一度も出たことのなかった留学生とのお喋り会に出てみたり。
 とりあえずロシア人にロシア語で「あなたの名字は?」と尋ねることに成功。<バカの一つ覚え

 答えが聞き取れなかったのは言う間でも無く。


2003年6月5日(木)晴れ

 博論(=博士論文)の発表会があるというので、題名から察するに面白そうな感じだったので、顔を出してみる。
 会場は、思ったよりも人がまばらで。
 しかもなんだか平均年齢が高めな雰囲気。
 発表は、思った以上に奥が深くて、深くて、博論ともなるとこうなるのかーと、ただただうなずかされるばかり。
 突き詰め甲斐のありそうなテーマが隠れていて、「秀逸」(教授陣談)。
 または「まるでテーマのカタログのような論文ね」(W先生談)。
 発表後の討論会もどきも、答えはまだ無いような、大きくて根本的で深い話題で満たされていて、メモ魔の飛尽はひたすらメモ取り。

 美術史やりてー。
 とか、思ったりしたのは言う間でも無く。<感化されやすい

 大雑把にいえばフィレンツェ(@イタリア)の話だったわけだが、発表会の後にお疲れパーティを兼ねて食事会をしたのがイタリア料理店だった。
 そんなとこまで気を使って伏線を張らなくても……!
 気付けば座った席の周囲は博士課程な方ばかりで、いろいろ、アカデミックな話題で盛り上がってお勉強になったり。


2003年6月6日(金)仄かに潮の香

 撤収作業。
 組み立てには時間かかったが、突き崩すのは容易く。

 前後して、久々に大富豪(大貧民に同じ)。
 場所が違えばしきたりも変わったりして、以前やったのとは別のルールで。
 メモを兼ねて列挙。
 有り:8切り、Jバック、マーク縛り、奇数縛り、階段縛り、連弾、革命、革命返し、2上がり(革命時は3上がり)。
 無し:10捨て、付け、7のカード3枚の革命、ジョーカー上がり。
 保留:エンペラー。
 それと、以前やったときは、スペードの3を持ってる人から始める:別に何を出しても良い、だったが、
 スペードの3を持ってる人から始める:最初に必ずスペードの3を出す、というルールに。
 ジョーカーより強いのはスペードの3、だったのも、
 ジョーカーより強いのはハートの3、てことに。
 なんか違うと調子が狂うなあとか言いながら、5人でやってて飛尽は平民(3番目)と貧民(4番目)あたりをうろうろ。
 でも最後に大富豪(1番目)にのし上がって、勝ち逃げ。
 都落ちを免れる。

 そんな今日、うっかりマトリックスとか観てしまって、でも結構面白かった模様。ビバ黒装束。
 ネタバレメモ→ 伏線かなり良かったが、なかでも予言者の「でもあなたは鈍い」の二重の意味がお気に入りな模様。
 いはく、トリニティーの想いに対して鈍いのと、自分が救世主だって事実に対して鈍いのと。
 だからつまり、自分が恋してるってことは自分にしか気づけないのに、それにさえ気づけてないほど鈍いって意味に


2003年6月7日(土)曇れり

 昨晩観たマトリックスの話題で得た、友人との共通見解。

 エージェント・スミス=エルロンド。(そのまんま)

 サングラスかけてるときはまだしも、素顔の彼はどう見てもエルフだよ!
 ていうかあれはエルフと人間の戦いだよ!
 と、(心持ち)盛り上がる。

 それと、世界観について。
 「設定にちょっと無理あるよねーでも格好良いから好いんだけど!
 「あれは格好良さを満喫する映画なんだって!」(友人力説)
 各人の名前の響きが格好良いよね、
 銃撃戦とか身のこなしとか惚れ惚れするよね、
 荷物ちゃんと拾ってく(かつ通してく)辺り心得てるよね、
 ていうか黒装束似合い過ぎだよ全く(特にヒロインとかヒロインとかヒロインとか!)、
 と、(ひとしきり)盛り上がる。

 そんな友人は、リローデットは既に、先行レイトショーで鑑賞済み。気合い入ってるなー。


2003年6月8日(日)晴れたりも

 一刻を争う課題が無いのをいい事に、久々に某画板を通常更新。
 溜めてたメールも一気に返信。
 昔、GWのML(メーリングリスト)で、サーペント迎撃1と称して大量返信とかやってたのを不意に思い出してみたり。
 (*1:GWの続編「EW」にて、迫りくる敵機を「一人150機」片付けようとする主人公らの姿勢にあやかった言い回し。
 トップ画も6枚ほど一度に追加したりして(投稿された方々に感謝)、一人ひっそりほくほく嬉しい飛尽。

 ところで昨日はカウンタが凄まじい勢いで廻ってて一日の訪問者数をひっそり更新。
 205人。ちょっと前、落ち着いてた頃の倍近い。
 週末は平日よりもよく廻るとはいえ、すげえ。だんけ。


2003年6月9日(月)涼しい

・虫食いの日。または、徒食むだぐいの日でも可。

 朝方じくじく頭痛がしているも、仮眠をとって目覚めた昼前には少し治おさまってて午後にはすっきり。
 寝て無くても、寝過ぎても、どちらにせよ頭痛が来るのは辛いなあとか何とか。
 6時間以上の連続睡眠は、どうも一日上手くいかないのできっと、5時間+3時間とかがいいような、気がする。
 夜中の0時に寝て、5時に一回目を覚まして、二度寝して8時に起き出すくらいのサイクル。
 でも休日はともかく、平日はできないだろうなー。
 就寝時間は守れるとしても、朝っぱら二度寝してる暇は無いよなー。

 そんな折り、身近過ぎて見そびれていた好機を知る。

・そんな日々。86000HITだんけ。


2003年6月10日(火)晴れ

・特に何の記念日だというわけでもないが、かなり長い間ほったらかしになっていた、レヴァリファンサイトを更新。
 ていうか全面改装? いろいろ切り捨て御免。
 >>> 基盤の神殿 [新窓]

 スキャナッジョ殿下(安直なネームングだと俺思う/スキャナ嬢のこと)がいらっしゃる大分前からあったせいで(そしてその後あんまりいじってなかったせいで)まだちょっとCGのほうが比率高し。
 ちなみに飛尽の場合のCGとは、マウス画を差す。
 マウス画載っけてイラストサイトを名乗るのか。
 それはそれであんまりなので、アナログ画の一つや二つ増やしたそうな顔色。

 何の記念日でも無いと言ったが、よく考えたら現実逃だ。晴れたからな。<雨の日のほうが作業が進むとか何とか


2003年6月11日(水)やや蒸す

・昨日のリンク、間違ってたっぽい(…)のでもう一度。
 >>> 基盤の神殿 [新窓]

・いつもわりとぴったり時間通りに来る先生が、今日は時間になってもなんだかまだ見えない。
 おーこれは急降下? ……ちがう、休講か?
 と、思ったのも束の間、5分くらい遅れて入ってくる。
 教壇に立ち、彼は深呼吸をひとつ。
 「えーはじめまして。

 今更初めましても何もないだろう!? と、思ったのも束の間。
 「えー始めます」だったりして脱力。<聞き間違い<憑かれてる(わざと)


2003年6月12日(木)降るか止め

・いまいちすっきりしない雨。
 細かかったり音が無かったり、それでいて傘を持たずにいると染み渡る。
 上がったかと思えば降り、降り始めたと思えば止む。
 陽がのぞいても降り続き、暗くなっても降り出さず。

 一瞬、ザーザー雨が通り過ぎて、雨属性の飛尽が活性化していたが、それも柄の魔。ちがう、束の間。
 すぐに音は聴こえなくなって、気力が低下。
 今日はイチニ記念日なのにーとか何とか叫び声が聴こえたがそれも気のせいだろう。

・本日の鉛筆画。一緒に連れていって。16KB弱。


2003年6月13日(金)湿り気のある風

・気温が高いわけでもなく、涼しめの風さえ吹いているのに、湿気を含んでてべたべた。

 しまった、「86400」で記念HIT指定するの忘れてた!
 と、飛尽が気付いたときにはすでに86430くらいになっていた……。
 逃したり、一日の秒数。(60秒×60分×24時間=86400秒)
 この先は面白い数字あんまり無いよなー。

 某所で踏んだ98417は面白かったらしいけど。<くやしいな




 最近、寝付きも寝起きも素晴らしく良く。
 というのは、起きてなきゃいけないときにも気が付かないうちに寝始めてて、はっと目覚めるパターン。
 しかもしっかり夢を見てる。

 寝てすぐに、夢をみるレム睡眠(脳が起きてて身体は寝てる)に入るのは体調がよくない徴しるし
 と聞いた事があったりして、なんだかなんだか。
 季節の変わり目をこんなので実感したくないぞ。

 と、いうわけで、今晩は早めに寝てみる模様。
 でもきっと2時とか3時とかに目が覚めるんだ。<5時間体質
 不便だ。


2003年6月14日(土)風

・良薬は口に苦し。メモ。

 共同作業なんて、完成度を落とさずに、質を保ちつついかにサボるかだよな。
 手を抜く、とかって意味じゃなく。
 余計な手間を省いてく。
 愛を込めてサボる。
 ヒトこれを効率と言う。


2003年6月15日(日)曇り

・なんでこう、祝日に日曜日が重なるかな。
 と、およそ600万人くらいは思ったに違いない。(みんながみんな思うとして。)
 でも飛尽みたいに、もはや祝日関係ないぜ陣営(=名ばかり祝日でも実際は平日組)にしてみれば、却かえって日曜日のほうが有難いのかも。
 いろいろ恩恵受けられる日だし。<無料開放とか無料開放とか無料開放とか

 そんな週末に限って、翌週の発表の準備をしなきゃいけなかったりして。
 恩恵なんて何処吹く風。
 しかも再来週も発表だ。
 新作絵は現実逃避の産物と見た。(そんなときに限って、イメージ通りに描けてたり、する。)


2003年6月16日(月)風と雨と

・昨日のがそんなに悔しかったのか、体内時計の単なる故障か、今日一日日付を書くのに、つい06.15と書いてしまう有り様。

 降り出した雨は、本降りにはならずに、出し惜しみをするかのように、躊躇いがちに。
 傘を持っていったのは、半ば「降れ」とでも言う代わりの空への合図。
 みえない狼煙のろしは雲へと届き、やがて雫が落ちる。
 降り出した雨は、それでも躊躇いがちに。

 久々に、雨に打たれて道をゆく。
 傘は「降れ」とでも言うべき空への合図。だから開かずに。まばらに落つる雨粒を、享受しては機嫌良く。


2003年6月17日(火)やがて止む

 朝見た夢で、「白いスーツが必要だ」と言われたときに、白いアストロスーツを思い浮かべた飛尽。
 「だって……!」(本人談)
 ちなみに、白いモビルスーツ(または白い奴)と言われたら、多分トールギスを連想する。そんな世代。(世代?)




 今日も頑張る我らが Google [新窓]。
 今日のお題は「MC.Escher」。ロゴクリックで検索結果へ(でも英語ばっか)。

 でもモノクロームで仄ほのかに銀に輝いてるから、なんか、優しいゴーストを連想する。
 ちなみに今「ほ」と打とうとして「jp」と出た。そんな紙一重。<配列が隣<ローマ字打ち<2アルファベット1括りでタッチタイプ中




 秋にあるお祭りの企画の話し合いが行われる。
 祭り自体はまあ、嫌いじゃないが、どうにも食品販売は好きになれず、いつも受付に逃げてばかりの飛尽。
 で、今年は物品販売へと話が流れた。
 しかもかなり盛り上がった。
 これは有力候補かも!
 小物っぽいの作ったりいじったり見たり壊したり分解し(て構造を見)たりするのすげえ好きなので大喜び。
 っていうかがぜん張り切り出してた。

 とはいえ、これで秋までに15枚ほど絵を描かなければならなくなった。
 1日1枚仕上げたとして半月かかるぞ。
 夏のうちに描き溜めしないと間に合わないぞ。




 そして明日は発表だ。準備はまだ、終わってない。
 友人から借りた「wyolica [新窓]」の「さあいこう」がずっとずっとずっと頭の中でリピートされてて、止らない。

・そんな日々。87000HITだんけ。


2003年6月18日(水)そして雨

 夕方ちょうど西日が差す部屋での講義は、ひたすら横からの陽射しに耐えないといけないため(まぶしい上にものすごく眠くなる)、こんな雨の日だと嬉しいらしい。




 なんていうか、要約してったはずなのに、どうしても短くならなくて苦戦。
「詳し過ぎる」
 と、やんわりお叱りの言葉をいただいたので、なんとかもっとダイエットさせないと。
 ていうかダイジェスト?

 AだったからBになる、とか、AがあったからBが出来た、みたいな因果関係で、いろいろものを覚えてる。
 名付けて「芋づる式」。受験生の定番。
 そんなわけで、要約のなかで因果関係を示そうとしてて、多分詳しくなるんだよな。
 多分要約は、結果だけ書いといて、それでいいんだよな。
 元になるテキストは全員読んでるって前提で、要約使うんだから、骨だけあれば身はいらないんだよな。

 とか、つらつら考えてる。

 ホームズ氏とワトソン氏が出会う最初の場面のときに、ワトソンと握手したホームズは彼の職業と最近までいた場所を言い当てる。
 なんで握手しただけでそんなことがわかるんだ、と驚くワトソンに、ホームズは言う。
 「同じものを『見る』のでも、ただ見るのと、じっくり見る(=観察する)のとでは違う」
 ホームズ氏は握手だけで、超能力みたいなので分かったわけじゃない。
 勘とかフィーリングとかでもない。
 相手の格好とか、体つきとか、手のひらの硬さとか、そういったいろんな要素を合わせて、それから最近の世界情勢なんかも織りまぜて、それで結論を、間違うことのない答えを出しただけ。

 いつも使う階段が、何段あるのか。
 それはただ見ているだけじゃ、ただ視野にあるだけじゃわからない。覚えていない。
 見えてるものを、意識的に見る、つまり数えてみると、何段あるのかわかる。それが観察するということ。

 小学校の高学年だか中学生くらいのときに、その術を知った。
 そして、見えるものを、意識的に見るようになった。色、数、形、厚み、質感、動き。
 そうやって、今に至る。
 だから、他人ひとよりいろんなものを、詳しく見ている自覚はある。
 注意力、と人はそれを名付けた。
 でもたぶん、身の回りの世界にものすごく関心があって、興味があって、好奇心に駆られてる。
 だからいろんなものを見てる。

 それらを 要約 しようとして、切り捨ててみても、多分普通の人が感じてる「詳しい」くらいにしかならないのかもしれない。
 要約するならもっとざっくりすっぱり物凄くたくさんの事を切り捨てて、集約しないといけないのかもしれない。

 そうじゃないと、「要約」にたどり着けない。

 とか、そんなことをつらつら考えてる。




 ところでこの日、22時半〜24時過ぎにかけて、飛尽は外部へのアクセスが出来ないでいた。
 どうも大元のみかかさん(暗号)に、何やら原因があった模様。
 てことは、外部からこのサーバへのアクセスも不可能だった……のかも。
 だったとしたらとても申し訳なく。


2003年6月19日(木)中休み

 明後日提出のレポートがもう(半分も)終わってるなんてどういう風の吹き回しか。
 でも見学報告なのに商売の話で(半分も)埋まってるのはどういうわけか。<後天的に商売っ気がある模様

 久々に文章サークルのほうに顔を出したら、ちょうど面付け作業真只中。
 両面印刷するので、ページ()のどれとどれをセットで印刷するのか判るよう、くっけてく作業。
 でも飛尽は主に、両面テープ係り(ちょうどいい長さに切り取っては机にペタリ)だったからすぐ暇になる。
 で、暇組の面々は、黙々と作業してる約一名をも巻き込んで大富豪やって解散。
 しかもまたなんかルール変わってるし。
 メモ:ダイヤ3始まり。出さなくて良し。


2003年6月20日(金)続・中休み

 ロシアの反戦映画(でも大分前の)を観て思わず涙。
 「ポーアトレ!」と女性が泣き崩れたとき、字幕は「卑怯よ!」と出た。
 おー、いっこ覚えたぞ。とか思いつつ、
 でも辞書引いてみても、Google検索かけてみても、なんか見つからない感じなので音を聞き誤ったかも。
 それともでかい辞書なら載ってるのか。

 そしてまた、100題を始めてみたり、してる。いろいろ終わらないのにいいのか。


2003年6月21日(土)晴天の霹靂

 何でそう思い込んでいたんだか、集合時間を間違えた。
 なんていうか、終了時間と集合時間を取り違えて覚えていた。
 そんなところまで言葉あそびしなくても……!
 で、終わりの時間にたどり着いて、それでいくらなんでも間に合うはずもなく。合掌。
(でも致命傷ではないらしい)

・そんな日々、「100万人のキャンドルナイト」は、いよいよ明日。


2003年6月22日(日)夏至

・100万人のキャンドルナイト。
 20時〜22時、電気を消してキャンドル灯して、昼の一番長い日に夜を満喫しようというこの贅沢な試みに、ひっそりと参加。
 で、出かけていたので1時間弱の大遅刻をしつつも、トップもキャンドルナイト仕様にしてみたり。
 写真は20時半頃に撮ったものなので、ちょうど企画真只中の風景。
 電気なんか消せねえよ! てな環境の方にも味わっていただければ幸い。
 で、1時間で下ろしてしまうのは勿体無いので日付け変わる頃までこのままらしい。

 オフィシャルサイト>>> 100万人のキャンドルナイト(22時まで、こちらもキャンドルナイト仕様の模様)

・本日の一枚。夏至キャンドル。トップに載せてたやつの縮小版。6KB弱。


2003年6月23日(月)雨

・リヤドロ展をやってるという噂を聞いて、千葉三越 [新窓] まで出向いてみる。
 7階のエスカレータ付近にぞぞっと、あと6階のエスカレータ前にも広がって、「大リヤドロ展」。
 今日までだったせいもあるのか、おばさま方(上品そう…)がわりといて、それに混じって一部、場違いっぽいのがちらほら。
 出展総数約500点、というのはなかなか結構な量で、見て回るのも大変で。
 やや淡い色で彩色された陶器の品々だったわけだが、モチーフは少女とか女性とか犬連れとかが多め。
 なかでもハープ弾きの動きある女性と、広げたら身長よりも長いであろう翼を負った花篭持ちの天使さまとかに魅入られる。

 すっかり満足したのもあって、ここ暫く降らなかった雨が気持ちよかったのもあって、帰りに一駅分歩いてみたりして良い運動に。

・でもって、またしても落ちてる絹サーバ。夕方〜深夜にかけて全く繋がらなかったんじゃないかと思われるが、申し訳なく。


2003年6月24日(火)寒い

 ……風邪を引いた、らしい。
 主に喉の痛みと、少しの頭痛、思考回路の多少のぼやけ。
 昨日、二度も一駅分歩いたりして(実はリヤドロ展に、その日のうちにもう一度行った)、どうも雨降りの夜の下に長く居たのがいけなかった模様。
 なんでこんな弱いかな。

 部屋に冷房(だか送風だかドライだか)がかかってて、異様に寒くて友人に訴えて曰く、

飛尽「今日寒くなかった?」
友人「え? 寝苦しかったよ?」

 てことは、あれは寒気だったのかそうだったのか冷房の効き過ぎじゃなかったのか。

 でもって、帰宅してみればまたしてもネットワーク落ちてて、っていうか外部サーバに全く繋がらず(自分のところしか見えない。余所の直リンクバナーが表示されない)、これってサーバじゃなくて、プロバイダのほうで何かあったんじゃ、とか思わせる。
 昨日に引き続き、おそらく夕方〜深夜にかけて。(朝〜昼過ぎは普通に繋がる。)
 おかげで、カウンタの回りが半分に落ち込んでて、ってことは普段訪れてる人のほぼ半数の方が見に来ることができてないわけで。
 しっかりしてくれよみかか、とか思ったのは言う間でも無く。
 深夜まで待って更新する気力もなく、風邪っぴき飛尽は久々に21時前に就寝。
(そして明日はゼミの発表だ。喉治さないと…!)


2003年6月25日(水)雨

 声出したくないよと思いつつ、ゼミの発表2連続。
 質疑応答もそれなりに長引いて、結果たくさん喋ることに。
 ただ喉の痛みはそれほど悪化するでもなく、なにより発表終わって一段落。
 これでしばらく閑散期。
 と思ったのも束の間、来週もなんだか発表がある模様。(…)。
 休暇を取りたくなったとか何とか。

 今日はネットワークは正常に動いていたものの、人間のほうが正常じゃなかったりして、ばたんきゅー。
 通称・風邪っぴき飛尽は昨晩に続き21時頃に就寝。
 ビバ8時間睡眠。(7時間以上眠ると頭痛に襲われるんじゃなかったのか)


2003年6月26日(木)降らず

 蔵書整理の日。
 でも行ってみたら飛尽含めておよそ3.5名しか集まってない。
 こんな少数で、今日中に終わるのか!?
 とかいう不安をよそに、次第に増えていく人々。
 増えていく人々。
 増えて増えて増えてく人々。
 いい加減窮屈だよ! ってあたりで、飛尽は逃げ帰ることに成功。

 作業は、整理というより蔵書確認という感じで、データベースに入ってない分を確認していくだけ。
 でも手渡されたリストはなんだか不揃いで、

 質問:これは何順なんですか?

 答え:受け入れ順(=買った順)です。

 てことは何順でもないわけで。
 ようするにばらばらに雑多にリスト化されてるわけで。
 時代とか分野とか作者名とか大きさとかでまとまっていたら便利だったのに!
 とかいう嘆きをよそに、確認は進んでく。
 でもしばらく経つと大体みんな、何がどの辺てのを覚えてきて、

 「日記はここでしょ」
 「源氏はその辺」
 「古今はあそこ」
 「大鏡はそっちにちょっとあった」
 「うつぼはこの下」

 とかって声が飛び交う。
 なんていうかプチ古今東西、文学史編。

・メモ。響きと花束。
・86000HITだんけ。


2003年6月27日(金)晴れ

 復活しかけて再びダウン。
 届かない声と届いた叫び。
 明日までのレポートを諦めてまたしても21時就寝。
 目覚まし(3種)は5時にセットだ。<早起きしてレポートやるつもりらしい
 健康なんだか不健康なんだか。
 ていうか規則性ありそうな不規則なんだよ。


2003年6月28日(土)雨のち晴れる

 目覚めたら、思いのほか気分よろしく機嫌よく。
 急いでレポート書き上げて、出立。
 いざ成田山。<学外授業とヒトは言う。

 遠いよ成田! 安食あじきもめっぽう遠かった(思わず怪しい言い回し)が、成田山もなかなかに遠い。
 帰りなんか駅で40分待ちをくらい、友人と喋りつつ暇を潰すこと半時間。

 目的地が奥のほうだったせいもあって、皆それぞれに道見失いつつ到着。
 でも、成田書道美術館とか思ったよりずっと綺麗で新しくて落ち着く空間だった模様。→オフィシャルサイト [新窓]
 なにしろ漢字大好きな飛尽。
 エントランス正面にある、泰山からとってきたとかいう拓本をはじめ、隷書とか隷書とか隷書とかあって喜ぶこと小一時間。
 掛け軸とか、ひろーい空間とか、かなりゆったりまったり。
 オフィシャルサイトの写真だと小さく見えてしまうが、中はほんとに広々。
 そこにたどり着くまでの道のりも、砂利の音、澄んだ大気に冷えた空、雨のせいか樹々の間に白くもやがかかってていとおかし。
 非常に風情ありて心身ともに休めり。


2003年6月29日(日)中休み

 東京都庭園美術館 [新窓] に、初来園。
 お目当ては「ヨーロッパ・ジュエリーの400年 ルネサンスからアール・デコまで [新窓] 」。
 〜7/1まで。
 つまりは間もなく終了、今回は最後の週末となる。
 そのせいか、思ったよりも混雑していた。
 さすが宝石類。なんかみんなケースに集たかってる。絵も数点あったのに、それには目もくれずに。
 男女比は、言う間でもなく女性陣が優勢。

 部屋を行ったり来たりさせられて、順路がわかりづらいのが難点。
 (一度通った部屋をもう一度通らないと次の部屋に行けない、とか)
 まあいろいろ見にくさがあったとして、それはおいとくとして。
 でも先日のロマノフ展とどうしても見比べてしまっている。
 ロマノフ展の宝石類は、デザインが斬新で洗練されていたのが記憶に新しく。
 そう思ってみてると、斬新さにやや欠けつつ、繊細さに磨きをかけてるふうに見える。
 ものすごーく細かく細やかな細工。(<読みにくいぞこれ)
 カメオの絵柄だとか、ブローチのはめ込まれた石だとか、目を凝らさないと見えないほどの魂の込めっぷり。
 ガーネットとサファイヤが使われている品々が特にお気に入り。
 ローズベリー伯爵夫妻蔵、というのがやや目について気になったり、意外と「個人蔵(日本)」てのも多くてへええと思ったり。

 そんな今日、まあ他のとことか行ったりしたわけだが、かーなり歩いてた。
 昨日、16000歩余りいってて普段の倍だと思ってたら、今日はどうやら18700歩を越えた。最高記録を樹立。
 てことは明日、筋肉痛に泣くわけで。

・本日の鉛筆画。ザ・6月下旬最初にして最後。史徒―鍵司る者。20KB弱。


2003年6月30日(月)晴れ

 図書館の前にいやに人がいないと思った。
 ……休館だった。
 そうか、月末か! <月最終日は休み
 2月の短い分があるから厳密にはまだ半年は経ってない、とか。
 思ったりしてしばし現実逃避。
 しても現状が変わるわけでもなく。
 梅雨なのになんで晴れてるんだよ! とか八つ当たり的に思ったりも、する。<雨好き


すずくれづき。なぎそぼつそら、ときのさだめ、しんのおと、いつまでもやまずに。とぎれずに。

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